HoYoverseの最新作「ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)」がついにリリース! 本作は「原神」や「崩壊スターレイル」とは一味違う、現代風のストリートカルチャーを取り入れたアクションRPGです。実際にプレイしてみた感想を交えながら、その魅力を徹底レビューしていきます!
基本情報と世界観
「ゼンレスゾーンゼロ」は、災害によって荒廃した近未来都市「新エリー都」を舞台に、「プロキシ」と呼ばれるガイド役となって、異常空間「ホロウ」に挑むストーリーが展開されます。

世界観はサイバーパンク風でありながら、レトロな街並みやストリート感あふれるデザインが特徴的。「スプラトゥーン」「サイバーパンク エッジランナーズ」などの作品が好きな人には刺さること間違いなしです。
ゼンゼロの魅力
ビジュアルの完成度が異次元レベル
HoYoverseといえば、グラフィックのクオリティが高いことで有名ですが、本作も例外ではありません。キャラクターのモデリングはこれまでの作品とは違い、ディズニーやピクサーのような滑らかな質感。カートゥーン風の動きが、キャラクターの個性をより際立たせています。
さらに、街の雰囲気が圧倒的に良い!レトロなラーメン屋やビデオショップ、ストリートの落書きなど、まるで実在する街を歩いているかのようなリアリティがあります。

爽快感MAXの戦闘アクション
ゼンゼロの戦闘は、3人のキャラを切り替えながら戦うスタイル。ボタン連打でもド派手なコンボがつながり、ジャスト回避やカウンターのタイミングも分かりやすいため、初心者でも楽しめます。

特に気持ちよかったのは「連携攻撃」! 敵の攻撃に合わせてキャラを交代することで、スローモーション演出が入り、スタイリッシュなコンボが決まるのが爽快。戦闘エフェクトも2Dと3Dの融合で視覚的なインパクトが強く、プレイするだけで気分が上がります。
没入感を高めるストーリー

ゼンゼロのストーリーは、陰謀や裏社会の動きが絡み合うスリリングな展開。主人公(プレイヤー)は直接戦わず、「プロキシ」として依頼人をホロウへと導く立場なので、より物語に引き込まれる作りになっています。
また、UIデザインが独特で、「都市での生活」を体験している感覚を味わえるのがポイントです。
- ミッション受注は「ビデオ屋の端末」から
- 物語進行の合間に「ニュースチェック」
- 写真撮影機能で、街の風景やキャラを自由に撮影
細かい部分にも没入感を高める工夫がされており、プレイヤーを「新エリー都の住人」にさせてくれます。
ガチャシステム
ガチャシステムは、「原神」や「崩壊スターレイル」に似た形式を採用。
- S級キャラ排出率:0.6%(天井90連)
- A級キャラ排出率:7.05%
- ガチャには「キャラ」と「音動機(装備)」が混ざっている
- 恒常ガチャとは別に限定キャラガチャが存在
基本的に、S級キャラを狙うなら90連の天井を目指すのが現実的です。 また、限定ガチャ用のコインは配布が少なく、課金を検討する場合は「成長プラン(バトルパス)」を活用するとお得に進められます。
気になるポイント
とはいえ、完璧なゲームというわけではなく、いくつか気になる点もありました。
まず、オリジナルの用語が多く、序盤はストーリーがわかりにくかったです。たとえば「ホロウ」「プロキシ」「エーテリアス」など、専門用語が飛び交うので、初めは「は?」となります。
さらに街の探索範囲が狭いと感じました。六分街は魅力的なエリアが多いのですが、移動できる範囲が限られていたのが残念でした。
また、ガチャ要素が厳しめで、S級キャラの排出率が0.6%と低い。強キャラを引くには天井(90連)がほぼ必須となります。
まとめ
グラフィック、戦闘、ストーリー、どれをとってもスマホゲームの枠を超えたクオリティの本作。特にアクションゲームが好きな人は、一度触れてみる価値アリです!
しばらくはこの世界観にどっぷりハマって、推しキャラを育てつつ、新エリー都の生活を楽しもうと思います!